インバウンド戦略 台湾

訪日人数
489万602人(2019年)
主な来訪目的が観光・レジャー
88.5%(2019年)
観光目的リピート率
91.3%(2019年)
日本までの飛行時間
約3時間

一覧データ

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台湾はインバウンドにおいて大きなマーケットです。
日本と距離が近いというのも訪日人数の多さに関係しています。
飛行機の料金が安い、時間的な負担が少ないのでリピートしやすい国であり、実際に観光目的のリピーター数が349万4,000人(2019年)と多くなっています。

リピーターが多いので、三大都市圏以外の地方にも訪問していることがデータから見てとれます。

ところが静岡に来ている率が低いです。

『存在を知らせる』
『興味を持つ』
(ここで検索をする。存在を知らないところは検索しない)
『行きたいと思う』
『旅行に行く』

という心理プロセスがあるとして、台湾の方が伊東に来ない理大きな理由としては、情報が届いていないこと、つまり、伊東市の『存在をしらない』からであろうと推測しています。

存在を知らないので検索できる訳がなく、または検索する訳がなく、伊東市の存在を知らせるためYoutube広告だったわけですが、伊東市のデジタル広告のデータによると、動画の完全視聴率が低いばかりか、年齢別の視聴率が55歳以上の視聴が極端に高く、35歳以下はインストリーム広告と呼ばれる自分が見たい動画の前に流される動画広告をほとんど見ていないことが見てとれます。

台湾の訪日のボリュームゾーンは、20歳から49歳で81.3%
つまり、一番のボリュームゾーンに、Youtube広告が効果がないという結果になっています。

国のデータによると、台湾の方たちが海外旅行する際に情報収集するのに使っているのオンライン媒体でYoutubeは54%。
まったく使っていないわけではないものの、他の国だと70%を超えているので相対的に低い。

ですので、台湾はYoutubeがそれほど効果的では無いという結論にいたり、他の広報の方法もさぐる必要があると考えています。

議場でもそのことを伝え、市当局から台湾に向けたプロモーションにつきましては、台湾人の国民性や旅行に興味のある潜在層のリサーチを行った上で、台湾に特化した動画を作成し配信することや、フェイスブックやツイッターなどのSNSによる情報発信の強化にシフトするなどの対応が必要であるものと考えておりますので、今後における事業の計画の際に検討してまいります。

という返事をいただいております。

インバウンド戦略の前置き

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